遠回りからスタートした看護師キャリア。八尾徳洲会で見つけた、患者さんと向き合う時間

Kさん(7東病棟/消化器外科・肝臓外科)
大阪府病院協会看護専門学校を卒業後、看護補助者として八尾徳洲会総合病院に入職。翌年、国家試験に合格し、看護師としてのキャリアをスタート。消化器内科に5年、現在の消化器外科病棟に異動して3年目。術前術後管理やストーマケアを担いながら、新人・学生指導にも力を注ぐ。副主任として病棟づくりにも携わり、7東病棟の退職率は院内最低水準を誇る。プライベートでは2児の父。男性看護師として2度の育休取得経験も持つ。
<目次>
・八尾徳洲会で、看護補助者から看護師へ
・どこでも通用する看護師へ
・みんな辞めなくなった理由
・「実習が楽しかったから入職しました」
・2度の育児休暇、働きやすい環境
|手に職という選択が、私の天職に
看護師を目指したのは、将来のことをしっかり考えた結果でした。医療職は安定していて、給与水準も高いイメージでした。高校生なりにいろいろ調べた中で、看護師は慢性的な人材不足ということも知りました。医療関連の資格職の中で、リハビリや検査技師に比べても看護師の数が一番多く、働く場所の母数も一番多い。「手に職をつけたい」と考えていた私には、看護師が一番しっくりきました。
私は勉強が得意だったかというと、そうではありませんでした。看護学校に入学してからも、勉強が楽しかったかと聞かれれば、そうではありません。でも働き始めてから、患者さんやご家族様と直接関わっていくうちに、自分には向いている、これが自分の天職だと感じるようになりました。
|学生時代の遠回り。八尾徳で看護補助者から看護師へ
実は、看護師としてのスタートはかなり遠回りでした。専門学校には人よりも1年多く行き、国家試験も一度不合格になっています。八尾徳洲会総合病院には、看護補助者として入職をしました。看護補助者として働きながら勉強し、翌年の国家試験でなんとか合格することができました。
合格後は、そのまま八尾徳洲会で看護師としてのキャリアをスタートしました。看護補助者として働いた1年間があったので、環境にも慣れているという安心感はあったと思います。

|「どこでも通用する看護師になる」大きな急性期病院を選んだ理由
そもそも八尾徳洲会総合病院を選んだ大きな理由は、急性期医療を学べる、大きな病院で経験を積みたいと考えていたからです。大規模な急性期病院ほど、扱う疾患の種類も患者数も多い。それだけ経験の幅が広がると考えていました。新しい医療への対応も早く、コロナ禍でも真っ先に介入していて、そういった経験がいち早くできる環境だとも感じていました。看護師のキャリアのスタートとして、ここで急性期の基礎をしっかり身につけておけば、将来どこに行っても対応できる看護師になれる、という考えでいました。
実際に入職してみると、多くの診療科を抱えていることで、さまざまな疾患・手術・処置を経験できる環境だと実感しています。消化器内科の病棟で5年、異動を経て、今は消化器外科・呼吸器外科・肝臓外科・乳腺外科を担当する7東病棟で3年ほど勤めています。
大きな病院の魅力の一つとして、同期が多いことも挙げられると思います。しんどい時や悩んだ時に、同期を誘って一緒にご飯に行ったり。同期が多い分、そういったこともしやすかったように思います。お互いに励まし合いながら乗り越えていけるので、同期の存在は有り難いです。

|「忙しいからできない」は言わない。ご家族も喜ぶケアを
外科病棟での仕事は、術前術後の管理を中心に、ストーマ(人工肛門)を造設した患者さんのケアや検査搬送、緊急入院対応など、とにかく目まぐるしく動きます。私自身は忙しいほうが向いている性格なので、次から次へとタスクが来る中で、優先順位を組み立てて、効率よく動いて予定通りに仕事を終えられた時の達成感が好きです。
また、忙しい中でも患者さんへのケアを丁寧にしたいという気持ちがあります。「ご家族様が面会に来た時に、気持ちよく帰ってもらえるか」という視点を大切にしています。ヒゲがのびていたり、シーツが汚れていたり、顔に目やにがついていたり。もし自分の家族がそんな状態だったら嫌だと思うことは、絶対にしたくない。
(インタビュー当日の)今日も、シャワーを希望する患者さんのために時間を確保して、入浴介助をしてきたところです。「忙しいからできない」ではなく、「どうすればできるか」を考えることが、仕事の面白さでもあります。患者さんやご家族様から「ありがとう」と言ってもらえた時は、忙しさが全部報われる感じがします。
今は指導する立場になったので、自分がやっていることを後輩に見せていくことが大切だと思っています。看護の姿勢は、言葉で伝えるよりも、背中で示す部分が大きいと感じています。

|声をかけ合える病棟になったから、みんな辞めなくなった
外科病棟はやりがいが大きい一方で、忙しさから「自分のやりたい看護ができない」と感じて離職していくスタッフが多い時期もありました。ゆっくり関わりたいのに時間が取れない。そのギャップが辛くなってしまうんだと思います。
転換点は、師長さんが変わったことでした。師長主導で教育体制の見直しが進み、新人が困っていることを丁寧に引き出す時間を確保できるようになりました。忙しい中でも「今大丈夫?何が困ってる?」と声をかけてあげることで、新人さんが病棟についてこられるようになったと感じています。
その結果、今の7東病棟は院内で最も退職率が低い病棟になっています。スタッフの8割が20代から30歳前後で、若いチームが和気あいあいと働いています。忙しさの中にも楽しさがある、そういう雰囲気になってきました。喋りすぎて残業になってしまうことがあるので、そこは師長さんにも注意されているところです(笑)。

|「実習が楽しかったから」と言って入職してくれた学生のこと
2年ほど前から、学生実習の指導担当を任されるようになりました。最初に「何を目標にやるか」と考えた時に、私はスタッフが少ない現状を変えたいと思いました。「実習を経験した学生がここで働きたいと言ってもらえるようにしよう!」という気持ちで取り組んでいました。
自分が学生の頃の実習は、指導者が怖くて話しにくいという雰囲気がある病院も多くて、何を勉強すればいいのかもよくわからないまま終わる、ということがありました。だから私は自分から学生に話しかけて、今何に困っているかを引き出すようにしています。
師長さんに勧めてもらって外部研修にも参加しました。そこで、「学生は看護師ではないので、仕事をしてもらうのではなく、学ばせてあげることが目的だ」ということを改めて認識し直しました。少しくらいうまくできなくても、私たち指導者がそばについてあげて、とにかく一緒に経験をさせてあげることが大事なのだと理解できました。
その意識で指導した学生が、翌年「実習が楽しかったから」と言って7東病棟に就職してくれた時は、本当に嬉しかったです。

|徳洲会グループが持つ学べる環境と、融通の利く働き方
わからないことがあれば医師に質問すれば、「いいよ」と言って教えてくださいます。必要に応じて勉強会も開いてくれます。今も呼吸器外科が新たな病棟に移るタイミングで勉強会の案内が届いていて、こうした変化に合わせて学べる機会を用意してくれる環境はありがたいと思っています。
また、徳洲会グループの特徴として、全国各地に病院があるということが挙げられます。結婚や転居など、ライフイベントで勤務地を変えなければならなくなった場合も、経験年数をそのままにグループ内で異動できる可能性がある。転職という選択肢ではなく、同じ組織の中でキャリアを継続できる安心感は、長く看護師として働いていく上で大きな強みだと感じています。
私自身は男性として2回育児休暇を取得しました。1人目が4ヶ月、2人目が3ヶ月。職場のスタッフも師長さんも、快く送り出してくれました。男性の育休取得者はここ数年で少しずつ増えてきていますが、制度を使いやすい雰囲気は確かにあると思います。
|患者さん・ご家族との時間をこれからも
副主任になって、マニュアル整備やスタッフへの指導など、管理寄りの仕事も増えてきました。一方で、私が好きな時間は、『患者さんやご家族様と直接関わる時間』だなと改めて感じています。
経験を重ねて、職場でも年齢が上の立場になっても、できるだけ現場に近い立場で、患者さん・ご家族様のケアをし続けたい。私のやりがいの本質はそこにあると思っています。

|向上心があれば、八尾徳は面白い
八尾徳洲会総合病院を目指している方に一言伝えるとすれば、「向上心がある人には向いている」ということです。私の同期を見ても、特定行為の資格を取った人や、診療看護師を目指して進学した人など、自分でキャリアを切り拓いていっている人が多いです。病院の教育体制が整っているからこそ、そういうステップアップができる環境があると思います。
「自分に向いているかな」と不安に思っている方にも、ぜひ一度見学に来てみてほしいです。忙しさの中にある充実感を、実際に感じてもらえたら嬉しいです。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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「どこに行っても通用する看護師になりたい」そう考えているなら、八尾徳洲会総合病院では、あなたのキャリア形成と働き方の両立を支える環境が整っています。キャリアのスタートを、急性期の現場で切ってみませんか?