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院内保育と奨学金が後押しに〜2人の子を育てながら循環器から内視鏡へ。働き方を変えながら歩んだ10年

大阪府八尾市にある救急病院・八尾徳洲会総合病院の外来・内視鏡部門で働く看護師

外来・内視鏡 看護師 Nさん

大阪府八尾市在住。接客業やブライダル業界を経て、出産を機に看護師を志し、25歳で看護学校へ進学。2016年に新卒で八尾徳洲会総合病院へ入職。循環器病棟で約4年間急性期看護の基礎を積んだ後、外来(内視鏡)部門へ異動。働きながら内視鏡技師の資格を取得し、現在はRRT(院内迅速対応チーム)にも参加。2人の子どもを育てながら活躍中。

<目次>
八尾徳洲会を選んだ理由
子どもぐるみの仲間、支えてくれた同僚
外来・内視鏡への異動
両立できた理由―院内保育・病児保育
就職を検討中の方へ

|「自分に知識があれば」―わが子の発熱が、看護師への入り口

看護師を目指したのは、子どもの体調不良がきっかけでした。実は子どもを産む前は、看護師の仕事にまったく興味がなく、接客業や結婚式場で働いていました。「何の仕事なら、自分は長く続けられるかな」と考えながら働いていた時期です。

転機になったのは、下の子が熱性けいれんを起こした時。目の前で我が子の様子が急に変わっていくのに、自分には何の知識もない。それがとても怖くて、「自分にもっと知識があれば」と強く思い、看護学校へ進む決心をしました。

もともと看護師の仕事は、若い頃にテレビで見た「おむつ交換をして、大変で、しんどい仕事」というイメージでした。でも、自分の出産のときに関わってくれた看護師さんや助産師さんのかけてくれる言葉や寄り添い方が本当にありがたくて。接客とはまた違う、ここまで人を支えられるすごい仕事なんだと、考えが大きく変わりました。

|25歳、子ども2人を抱えて踏み出した看護師への挑戦

看護学校に入学した時は25歳。下の子は、まだ1歳になっていないぐらいでした。正直「ちょっとやりすぎたかも」と思ったこともあります。でも、年齢はどんどん重ねていくのだから、勉強するなら早いうちにと思って踏み出しました。

|院内保育・奨学金・急性期―八尾徳洲会を選んだ理由

就職先を八尾徳洲会総合病院に決めたのは、看護学校に入った直後ぐらいでした。3年後には働く場所を決めなければならないと考えていて、早い段階から色々と調べていました。

就職先を検討するにあたって最も重視したポイントは、子どもが2人いたので、子育てと両立できる環境かどうかでした。八尾徳洲会総合病院には院内保育/病児保育があり、家から10分前後と通勤時間も短く通いやすい場所でした。見学に来たときには、設備の新しさ・綺麗さも感じることができました。

また、看護奨学金制度があったことも決め手になりました。少しでも生活に余裕を持って学びたかったので、奨学金制度も1年生から利用させてもらいました。

看護師を目指すにあたり、「最初は急性期でたくさん学んで経験したい」という思いも条件にありました。同世代でもう看護師になっている人たちからは「八尾徳洲会はすごく忙しいところだよ」とは聞いていて、正直悩んだこともあります。それでも「やってみないと分からない!」と思って、入職を決めました。

大阪府八尾市にある二次救急指定病院・医療法人徳洲会 八尾徳洲会総合病院

|循環器病棟―急変から学んだ「観察」の重み

最初に希望したのは循環器の病棟でした。学生時代から循環器の疾患を学ぶのが好きで、興味がありました。新卒で配属されてから約4年間、ここで急性期看護の土台をつくりました。

新人時代で今も忘れられないのは、日中に受け持っていた患者さんが、夜間帯に急変してしまったこと。「あなたの観察が抜けていた」と後から指導を受けたことは、今でもはっきり覚えています。だからこそ、自分が後輩を指導する立場になった今も、そのあたりは特にしっかり伝えるようにしています。

循環器を経験できたことは、その後の大きな財産になりました。今は外来の内視鏡室に携わっていますが、患者さんの状態が悪くなるとき、最初に崩れるのは循環器系です。全身の“大元”を新人のうちに学べたことは、本当に良かったと感じています。

|子どもぐるみの仲間、支えてくれた同僚たち

新卒で、すでに小さい子どもが2人いる。当時は育休を取れる状況でもなかったので、フルタイムで働いていました。夜勤は子どもの学校がない土日に調整してもらうなど、勤務シフトを配慮していただきました。でも、子どもの都合で休んだり途中で抜けたりすることもあって、申し訳ない気持ちは抱えていました。

そんな私を支えてくれたのが、病棟の同僚たちでした。勤務を抜けることがあっても、皆さん文句も愚痴も言わずに、私の仕事まで引き受けてくれる。残業が長くなれば、みんなで助け合って仕事を終わらせようとしてくれました。

仕事以外でも、私の子どもと仲良くしてくれる先輩や同僚が多くて。一緒にご飯に行ったり、残業のあとにそのまま家に来てくれて、子どもと一緒に食事をしたり。「まだ小さい子どもを育てながら看護師として働いている」という背景を理解した上で一緒に働いてくれる仲間がいたことは、私が八尾徳洲会で続けてこられた大きな理由の一つです。

大阪府八尾市にある救急病院・八尾徳洲会総合病院の外来・内視鏡部門で働く看護師

|外来・内視鏡へ―働き方を変えながら続いたキャリア

上の子がちょうど6年生になり、夜間帯に保育所へ預けることを本人が嫌がるようになりました。夜勤を抜けられないかと相談したところ、「それなら平日勤務の検査部門のほうが働きやすいのでは」と提案していただき、外来部門へ異動しました。

働き方が変わってからは、子育てとの両立が格段にしやすくなりました。土日も夜間帯も気兼ねなく、以前はシフト制で削っていた休みも、今は日曜日に確実に子どもと会える。この安心感は、本当にありがたいと感じています。

|内視鏡技師の資格取得への挑戦

外来の内視鏡で働き始めると、また新しい知識がどんどんと増えていきました。一緒に働く臨床工学技士の方との話野中で、内視鏡技師の資格があることを教えてもらいました。内視鏡に満3年従事すると受験できる資格で、先生からも「資格目指したいなら、書類に名前を書くよ」と背中を押してもらって、挑戦することにしました。

資格を取ってからは、知識が増えたのはもちろん、先生とのコミュニケーションの取り方も学べました。看護師業務が主なので手技そのものに大きく貢献できているわけではありませんが、多少なりとも活かせているのかなと思います。

大阪府八尾市にある救急病院・八尾徳洲会総合病院の外来・内視鏡部門で働く看護師

|急変対応を学ぶため、RRTへ

内視鏡センターで3年ほど、検査や手技の流れを中心に学んできましたが、あるとき、患者さんが安全に検査を受けるには自分の知識がまだまだ不足していると痛感する出来事がありました。検査中に患者さんの状態が一気に悪くなり、院内コールを呼ぶ事態になったとき、「もう少し早く観察できていれば、もっと早く対応できたかもしれない」と痛感しました。

それまでは「検査には先生が付いているから大丈夫」と思っていた部分もありました。でもこの経験から、看護師としてできること、看護師だからこそ見なければならない役割を、もっとしっかり極めたいと思うようになりました。ちょうどその頃、所属長から「RRT(院内迅速対応チーム)の募集があるけど興味ある?」と声をかけてもらい、「急変対応を学びたい・チームに加わりたい」とお願いしました。

活動を始めたのは4月から。院内急変コールがあれば駆けつけるほか、病棟の患者さんのバイタルサインが逸脱するとラウンドし、「大丈夫ですか」と声をかけます。まずは自分の顔を覚えてもらうところからなので、病棟に顔を出して「心配事はない?」と回るようにしています。

先輩のRRTメンバーは、急変への対応だけでなく、病棟全体で急変を防ぐための指導まで担っています。「自己」の学びやスキルアップから始まった挑戦ですが、これからは、活動先の病棟の方へ知識を還元していく。「他者」にまで学びを還元していかなければならないと、改めて感じています。

|両立できた理由―院内保育・病児保育と、同じ境遇の仲間たち

急性期で忙しいというイメージが先行しがちですが、私が子育てと仕事を両立できた一番の理由は、院内保育と病児保育が充実していたことです。土日や、台風で学校が休校になった日にも駆け込みで預かってもらえたこともあり、多少無理がきく環境があったからこそ、続けてこられました。

そして、同じように病児保育に子どもを預けて働いている仲間がいると思うと、「私も頑張らないと」と力が湧いてきました。そういう仲間がいるからこそ、職場全体の理解も深かったのだと思います。

外来に異動してからは、休みの調整で言いにくいことでも、先輩ママ看護師の方が「この日は運動会の後の振替休日だから、子どものために休みを取ってあげたら?」と気にかけてくださったこともありました。運動会そのものだけでなく、子どもと平日に遊べる貴重な代休にまで配慮してもらえる。その気遣いが、本当にありがたかったです。

大阪府八尾市にある二次救急指定病院・医療法人徳洲会 八尾徳洲会総合病院 院内保育室「エンジェル保育室」(24時間対応)

|忙しさの先にあったもの―10年続けて「良かった」と思えること

正直に言えば、本当に忙しくて、何度か「やめようかな」と思った時期もありました。救急の患者さんが至る所から運ばれてきて、他院で断られた方や重症の方の入院も多い。カテーテルの件数も多く、てんやわんやになる日もあります。残業が続いたときは、「さすがにしんどいな…」と思ったこともあります。

それでも踏ん張れたのは、八尾徳洲会総合病院で働き続けることで、学べることが多かったからです。他の病院やクリニックに移ったら、きっと物足りなく感じるだろうなと。「看護師として成長したい」という思いはずっとあって、そのためにはこの環境にいたほうが絶対にいい。そう思って続けてきました。

振り返れば、たくさんの症例を経験でき、忙しい中での頭の使い方も身につきました。頑張ってきて良かったと心から思える10年でした。

大阪府八尾市にある救急病院・八尾徳洲会総合病院の外来・内視鏡部門で働く看護師

|就職を検討中の方へ

これから入職する後輩、新卒の方、そして同じように子育てをしながら働く方へ。確かに大変な職場ですし、仕事がメインになりがちな時期もあります。それでも「続けてて悪いことはないよ」と伝えたいです。外に目を向ければ違う世界もあったかもしれませんが、ここに残って、今のところ後悔はまったくありません。続けたことで、新しい道も切り開くことができています。

これからは、携わり始めたばかりの急変対応を、病院全体に還元していくことが目標です。自分自身も勉強を重ね、他の病院の取り組みも見に行きながら、少しずつ形にしていきたいと思っています。

子育ても、看護師としての学びも、八尾徳洲会総合病院という環境が、その挑戦を支えてくれると信じています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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地域に根ざした急性期の総合病院で、子育てと両立しながら看護師としてのキャリアを築きませんか?八尾徳洲会総合病院は、院内保育・病児保育などの子育て支援、奨学金制度、資格取得への後押し、そして支え合えるチームがそろっています。ママナースも、これから成長したい方も、あなたらしい看護師人生を、八尾徳洲会で。

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