この病院が、私の可能性を広げてくれた─院内留学・ローテーション・僻地応援で見つけた看護のやりがい

Tさん(混合内科・腫瘍内科病棟/看護師4年目)
看護学校を卒業後、大阪府堺市の急性期病院の整形・形成外科で勤務。2023年4月に八尾徳洲会総合病院へ転職。混合内科・腫瘍内科病棟で勤務し、入職2年目には自ら希望して僻地応援にも参加。愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で3ヶ月間の勤務を経験。
<目次>
・院内留学、幅広く学べる八尾徳を選んだ
・ローテーションで見つけた自分に合う病棟
・僻地応援ナースでの経験
・先輩たちと助け合える職場
・学びながら働きたい人へ
|学べる場所を探して
私は新卒で大阪府内の急性期病院に入職し、整形・形成の外科病棟で1年間働いていました。ただ、その1年の中で「このままここにいても、きちんと学んでいくのは難しいかもしれない」と感じることが何度かありました。
モニターのアラームが鳴っても、「これは何が起きているサインなのか」「どこを注意して見ればいいのか」が整理できない。今なら「ただのノイズで鳴っているだけ」「線が外れてアラームが鳴っているだけ」と分かるような場面でも、当時は誰もはっきり説明できず、とりあえず見に行くしかない。
また、外科病棟だったので内科系の疾患も全然分からなくて、整形の疾患ですら自分で調べても1年目の知識ではピンとこない。「教えてもらおう」と思って先輩に聞いても、1〜3年目の若いスタッフが多い職場で、明確な答えが返ってこないことも多く、徐々に不安が大きくなっていきました。
「ここにいても、自分が目指したい“ちゃんと対応できる看護師”にはなれないかもしれない」
そう感じたことが、転職を考える一番のきっかけでした。
|院内留学に惹かれて─幅広く学べる八尾徳を選んだ
転職活動をしていて、いくつかの病院を調べている中で一番惹かれたのが、八尾徳洲会総合病院にあった「院内留学」の制度でした。
私は総合病院で、何かあったときにすぐ対応できる看護師になりたいと思っていました。ある診療科に特化して深く学ぶ道もあると思いますが、それだけだと他の分野が弱くなってしまう不安もあって、「いろんな科・いろんな疾患を幅広く学びたい」という思いが強くありました。
院内留学を通して、広く浅くになってしまう部分はあるかもしれないけれど、それでも「全般を見られる看護師」になりたい。そんな思いを持って、院内留学がある八尾徳洲会総合病院への入職を希望しました。

|ローテーションで見つけた、「自分に合う病棟」
入職してみて、「思っていた以上に良かった」と感じたのが、最初の1年間にあるローテーション研修です。
転職活動をしているときは知らなかったのですが、内定が決まったタイミングで配属先について「ローテーションを希望するか」「1部署を希望するか」と聞かれ、私は迷わずローテーションを選びました。
基本的には「内科1つ+外科1つ」を4ヶ月ずつ経験して、そのあと希望があればもう1部署(3ヶ月)を回る、という流れです。私の場合は、循環器内科・心臓血管外科病棟→消化器外科病棟→混合内科病棟の3部署を回りました。
実は転職した当初、私は「循環器が一番苦手だからこそ、そこを学びたい」と思っていて、最終的には循環器内科で働こうと考えていました。でも、実際に4ヶ月働いてみると、「想像していたのと違う」「自分には向いてないかもしれない」と感じる場面もありました。
逆に、今いる混合内科・腫瘍内科の病棟は、スタッフ同士の雰囲気や上下関係、働きやすさ、残業の仕方など、環境面が自分に合っていると感じることができました。
ローテーションで実際に肌で感じたからこそ、「自分が一番力を発揮できる場所」を選ぶことができたと思います。
|“やっといてね”で終わらせないー八尾徳の教育体制
八尾徳洲会総合病院は、急性期病院らしく入退院の入れ替わりが激しく、入院対応も多いので、正直大変な部分はあります。それでも「ここで良かった」と思える一番の理由は、先輩たちの知識と経験の豊富さ、そして「教えよう」としてくれる姿勢です。
私自身、入職当初は低流量の酸素療法しか看られなかったのですが、今では人工呼吸器につながれている患者さんも受け持てるようになりました。ここまで来られたのは、先輩が呼吸器の見方を一から教えてくれて、実践の場でずっとフォローし続けてくれたからです。
「やっといてね」で終わらせず、自信がつくまで一緒に見てくれて、「もう大丈夫」と言ってもらえるところまで付き合ってくれる。その積み重ねが、自分の自信につながりました。
中途入職だからといって、いきなり「一人で頑張ってね」ということはなく、新卒ほど“べったり”ではないにしても、プリセプターが一人ついてくれて、相談しやすい存在としてサポートしてくれます。
新しい科・新しい病態に慣れながら、少しずつ受け持ち人数を増やしていける体制が整っていると感じています。

|僻地応援ナースとして見た、“チーム医療”の形
八尾徳洲会総合病院に入職してから知ったのが、「離島・僻地応援ナース」の制度でした。
もともと災害医療とかにも興味があり、「物品が限られた環境でどんな医療が行われているのか」「看護師や地域連携はどうなっているのか」を知りたいという思いがあったので、いつか挑戦してみたいと考えるようになりました。
希望者も多かったようですが、「看護経験3年以上」などの条件を満たした上で、看護師歴が上の人から順番に声がかかる形でした。私が実際に僻地応援へ行ったのは、入職から2年ほど経った今年の8月で、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で3ヶ月勤務する機会を得ました。
現地は、やはり物品が限られていて、「どうすれば長く安全に使えるか」という工夫が随所にあって、物品ひとつとっても学びが多かったです。また、退院支援についても印象的でした。
八尾では、入院して1週間以内に一度退院支援カンファレンスを行い、その後は相談員さんが記録を見ながら家族と調整していく形が多いのですが、宇和島徳洲会病院では、同じ患者さんに対して定期的にカンファレンスが開かれ、医師・リハビリ・看護師・相談員・栄養科など、全職種が集まって「どう地域に返すか」を繰り返し話し合っていました。
記録だけでなく、言葉で何度も確認し合うスタイル。リハビリスタッフが自宅訪問のような形で家を見に行き、「ここに手すりが必要」「生活動線はこうなっている」などを踏まえて退院調整をしている姿も見て、「チーム連携のあり方」を改めて考えさせられました。
正直、行く前は「学びをいっぱい吸収して帰ろう」と気負っていましたが、振り返ると「楽しんで、たくさんの人と関わってきた」という感覚もあって。それでも、自分の中で「理想の退院支援」のイメージが少し変わったのは大きな収穫だったと思います。

|「完璧なのに早く帰る」先輩たちと、助け合える職場
今働いている混合内科・腫瘍内科病棟で感じるのは、個々のスキルの高さと、チームワークの良さです。
八尾徳洲会総合病院の先輩方を一言で表すと、「抜けがないのに、残業せずに帰っていく人たち」。患者さんへの関わりも丁寧で、記録や申し送りもきちんとしているのに、時間内に仕事を終わらせてスッと帰っていく姿は、本当に憧れです。
ママさんナースも多くて、「みんなで早く帰ろう」という意識が病棟全体にあります。忙しいときはお互いに声をかけて助け合って、「誰か一人が残業を背負い込む」のではなく、「みんなで支え合って早く終わらせる」文化ができていると感じます。
私自身も、これからリーダーやプリセプターを担っていく年次になってきて、「後輩にとって頼りやすい先輩でありたい」「働きやすい環境づくりにも関わっていきたい」と思うようになりました。
残業や人間関係は、離職につながる大きな要因だと思います。だからこそ、先輩たちのように“抜けなく仕事をしながら、どう無駄な時間を減らすか”“どう優先順位をつけるか”を一緒に考えられる先輩になりたい。相談しやすい雰囲気や、患者さんとの関わり方も含めて、「ここで一緒に頑張りたい」と思ってもらえる病棟を作っていきたいです。

|学びながら働きたい人へ
八尾徳洲会総合病院には、「忙しそう」「大変そう」というイメージを持つ方も多いと思います。
実際、急性期病院なので忙しさは否定できませんし、入退院も多くて毎日バタバタすることもあります。でも私は、その忙しさを「マイナス」ではなく、「いろんな症例を学べるチャンス」として捉えています。先輩方は優しくて知識・経験も豊富で、「学びたい」という気持ちに応えてくれる人ばかりです。
院内留学やローテーション、離島・僻地応援など、ひとつの病棟にとどまらず、さまざまな環境で学べる機会が用意されているのも、八尾徳洲会総合病院の大きな魅力だと思います。
「忙しいけれど、その分、経験値もどんどん上げていきたい」
「急性期の現場で、看護師としての幅を広げたい」
「地域やフィールドを変えながら、いろんな看護を見てみたい」
そんな思いを持っている方には、きっとピッタリな職場だと思います。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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