八尾徳洲会看護部について
八尾徳洲会総合病院は、中河内医療圏の中核病院として、地域の「いざという時」を引き受ける急性期医療の拠点です。
この病院で働く看護師は、単に処置や業務をこなすのではなく、
「今、この患者さんに何が起きているのか」
「この先、どんな変化が起こり得るのか」
を考えながら、判断と行動を積み重ねていきます。
《八尾徳洲会の看護フィールド》
ER・ICU・HCU・手術室が一体となった“命の動線”
八尾徳洲会総合病院の大きな特徴のひとつが、ER(救急救命室)、ICU・HCU、手術室が同一フロアに集約された構造です。
救急車で搬送された患者さんは、ERで初期対応を受け、必要に応じてICU・HCUや手術室へとスムーズに移動します。この“命の動線”が短いことで、治療の流れが途切れることなく続いていきます。看護師にとっても、「患者さんが今どの段階にいるのか」「次に何が必要か」をリアルタイムで捉えながら関われる環境です。
ERには、軽症から重症まで、さまざまな患者さんが搬送されます。外傷、急な呼吸苦、意識障害、心停止など、一つひとつの判断が、その後の経過を左右します。看護師は、バイタルサインだけでなく、表情や声、皮膚の色、呼吸の様子といった五感を使った観察を重ね、医師と連携しながら迅速に対応します。
ICU・HCUでは、人工呼吸器管理や循環管理など、より重症度の高い患者さんの全身管理が行われます。数値のわずかな変化にも意味があり、「なぜ変わったのか」を考え続ける高度なアセスメント力が求められます。
手術室では、心臓血管外科や脳神経外科、整形外科、消化器外科など、幅広い手術が日々行われています。最新の医療機器を扱いながら、看護師は安全で円滑な手術進行を支える重要な役割を担っています。

急性期病棟で磨かれる「変化に気づく力」
八尾徳洲会総合病院の急性期病棟は、ERや手術室、ICU・HCUを経た患者さんが入院を続ける場所でもあります。そのため、病棟での看護も常に変化を伴う緊張感のある現場です。
バイタルのわずかな変動、表情や訴えの違い、「何かおかしい」と感じる違和感。そうしたサインを見逃さず、“次に何が起こるか”を考えながら関わる力が求められます。
こうした急性期看護を支えているのが、三角形を一つの単位とした病棟構造です。スタッフステーションを中心に三方向へ病室が配置され、どの部屋にも最短距離で向かえる設計になっています。「おかしい」と感じたときに、すぐ患者さんの元へ行ける。この動線が、看護師の気づきを実際の行動につなげます。
ERやICUで培った観察力と、病棟での継続的な関わりが重なることで、患者さんの変化をより早く、より確実に捉えられるようになります。

「治す」と「守る」を支える医療のフィールド
急性期だけでなく、がん治療や予防医療を支える専門機能も有しています。
臨床腫瘍センター(化学療法室)では、外来で抗がん剤治療を受ける患者さんが日々来院します。治療は点滴だけで終わるものではありません。副作用、体調、生活への影響、不安―それらを丁寧に聴き取り、「この治療を安全に続けられるか」「少し調整が必要か」を判断するのも、看護師の重要な役割です。
内視鏡センター(外来)では、胃や大腸などの内視鏡検査・治療を通じて、がんの早期発見や診断を担います。検査への不安に寄り添いながら、小さな変化に気づくことが看護師の大切な役割です。
健診センターでは、病気になる前の段階での関わりを担います。早期発見・予防の視点で人と関わることも、急性期医療を支える大切な一部です。

|看護部長メッセージ

八尾徳洲会総合病院 看護部長 柴山智賀子
「やりたい」を止めずに、看護の楽しさを見つけてほしい
看護の現場では、知識や技術だけでなく、「少しおかしい」と感じる違和感に気づく力がとても大切になります。
見る、聞く、触れる、感じる
五感を使って患者さんをとらえ、自分の中に“正常と異常の物差し”を育てていくことが、看護師としての土台になります。
八尾徳洲会総合病院には、「やりたいことにチャレンジできる環境」があります。
認定看護師、診療看護師、特定行為研修など、専門性を高めたいという思いを、病院全体で後押ししています。
そして、もう一つ大切にしているのが、「やりたいことを、一緒に探していく」という姿勢です。
最初から目標がはっきりしていなくても構いません。いろいろな部署を経験しながら、「自分に合う看護」を見つけていってほしいと考えています。
新人看護師の育成でも、「視野を広げる」ことを重視しています。
自分の部署だけでなく、その先で患者さんがどうなっていくのかを知ることで、今の看護が“点”ではなく“線”としてつながり、「看護って面白い」と感じられる瞬間が生まれます。
急性期の現場は決して楽ではありません。それでも、「分かるようになった」「できることが増えた」「ありがとうと言われた」そんな一つひとつの経験が、看護の楽しさにつながっていきます。
看護を学び続けたい人、いろいろな経験を通して自分の道を見つけたい人にとって、八尾徳洲会総合病院が、そのスタート地点になれば嬉しく思います。
看護部長 柴山 智賀子
|看護部理念
八尾徳洲会総合病院 看護部は、次の3つの理念を軸に看護を行っています。
1. 地域から信頼され、心にとどくサービスを提供します
救急医療を担う病院として、地域の方々の「いざという時」を支える看護を大切にします。命だけでなく、不安や痛みにも寄り添う看護を目指しています。
2. 専門職としての責務を果たせるように自己啓発に努めます看護は、学び続けることで深まる仕事です。認定看護師、診療看護師、特定行為研修など、専門性を高める挑戦を病院全体で支えています。
3. よりよい看護を提供するために感性を磨き、人間性を大切にします五感で患者さんを感じ、「その人にとっての最善」を考える力を大切にしています。技術だけでなく、人としてのあたたかさも看護の一部だと考えています。
<看護師募集中>
八尾徳洲会総合病院の看護部では、「やりたいことにチャレンジできる環境」と「一緒に考え、育てる体制」を大切にしています。急性期の現場で力を磨きながら、視野を広げ、自分らしい看護を見つけていきたい方へ。看護師としての第一歩を、ここから踏み出してみませんか?